この連載の記事
1. サービスになった公教育
――鈴木さんはご著書のなかで、教育に市場原理が適用されることで生じたさまざまな問題を指摘されていますが、そもそもこの「教育の市場化」はどのようにして起こったんですか。
2. 「お客様を教育しなければならない」というジレンマ
――アメリカ社会では教育機会の格差を学習到達度の格差とすりかえる「落ちこぼれ防止法」がきっかけとなって、学力標準テストの点数を指標とする「市場型」学校選択制が広まっていったということでしたが、こうした動きは日本でも見られますか。
3. 教師という仕事が私を去っていった
私は教職員組合から依頼されて教員を対象に講演をすることが多いのですが、そのときに必ずと言っていいほど紹介するのが次の文章です。
4. 教育とは何か
――鈴木さんはいま高知県の土佐町で町会議員をしながら教育の研究をされているわけですが、こうした環境だから気づくことというのは何かありますか。
