この連載の記事
1. 行為としてのアニメーション
橋本 一径
――今日は人間にとってイメージとは何かというテーマでお聞きしていきたいのですが、「イメージ」ってわりといろんな場面で使われる言葉ですよね。写真やイラストを指すこともあれば、「日本人のイメージ」だったり、「イメージできる」のように動詞的に使われることもあります。なのでまずは、イメージという言葉の定義を教えていただけますか
2. 「写真人」の誕生
橋本 一径
――現代人にとって最も身近なイメージのひとつは写真だと思います。写真が生まれたのは19世紀前半(一説には1826年)ですが、絵画や彫刻などとは違って、当初はその芸術性が否定されていたそうですね。
3. 真実に至る道
橋本 一径
――私たちは写真を現実だと思い込むことによって、実際には自分がアニメーションしていることを否定しているというお話でした。それを踏まえ、写真は出来事を伝えることができるかについて考えてみたいと思います。
4. AI時代のイメージ
橋本 一径
――写真がアニメーションメディアだというのはよくわかりましたが、それでも、カメラで撮影されたものとAIが生成したものを同じだとすることにはやはり違和感を覚えます。AIがつくった画像や動画にはそれに対応する出来事がないわけですよね。アウシュヴィッツの写真が出来事そのものではないにせよ、それが伝えようとした地獄のような光景
